ソフトスキルとハードスキルについて
スキルについて最近思うこと という記事を読んで、その中に以下のような主張があり、自分も最近似たようなことを考えてたので思考の整理を残しておく。
ただし、ここで言いたいことは、ソフトスキルとハードスキルの双方をバランス良く身に着けることが大事なのではないか?
自分の脳内でのソフトスキルとハードスキルの関係性は上の図の「射影」のメタファーのように捉えている。
つまり ソフトスキルは、本人が持ってるハードスキルを「成果」や「実績」のような他人が認知できる形で伝えるもの であり、どちらかが弱いと以下のような弊害があると考えている。
- ソフトスキルが弱いと持ってるハードスキルが十分活かせず、ポテンシャル以下の成果しか出せない
- どれだけソフトスキルがあっても、持ってるハードスキル以上の成果を出すことはできない
したがって、自分は時間軸を加味した際にも 「ソフトスキル、ハードスキルどちらかを向上させたら、もう一方も向上させていかないといけない」 と考えている。
特に自分の観測範囲ではソフトスキルばかりが注目されて (≒ コミュ力と言ってもいい)、それを強みに一定のキャリアを積んだあとにハードスキルが足りないせいで苦しんでいる人も見るので、まずはちゃんとハードスキルを身につけた上でそれを十分に活かせるだけのソフトスキルを学ぶべきだと伝えることが多い気がする。
また自分の経験上も
- まずハードスキルを身につける
- 「伝える方法」、「浸透させる方法」としてソフトスキルが必要なことを知り学び
- 影響力が出てきた結果、扱う課題の難易度が上がりハードスキルをさらに身につけ
- それを活かすためのソフトスキルを学ぶ
のように、ハードスキル -> ソフトスキル -> ハードスキル -> ソフトスキル -> … というサイクルを繰り返していってる感覚があるなあと改めて思ったりするのだった。